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about

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【イベント情報】
 
毎月第一日曜日は 海の校舎 開放日​​​​​

・札幌 個展 みんなのいえ 2025 7月8日~7月14日

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・富良野 個展 喫茶ギャラリーあかなら 2025 7月16日~7月21日​

備前土と耐熱土を穴窯で焼き器を作っています

備前焼では珍しい穴窯を用いた伝統的な工法ではあるが

「生活の中で使うと少し楽しい」

そんな普段使いできる器を意識して作っています

使いやすくなるように薄く作ることを心がけ

窯で焚く時の煙を抑え、少し低温で焼くことでツヤを抑えたオレンジの濃淡を目指しています

また耐熱土はグラタン皿 直火もオーブンも大丈夫

​薪の灰がランダムにかかる色のグラデーションも

お楽しみ下さい

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つねき  なおと

恒枝直豆 陶芸作家

1971年 岡山県倉敷市に生まれる (本名 直人)

1995年 愛媛大学工学部卒業

1997年 備前焼作家 末石泰節 師事

1998年 備前陶芸センター 

1999年 備前焼作家 佐藤苔助 師事

​2001年 北海道富良野にて独立 楽葉窯と称す

2003年 第12回花の器コンテスト入選   (埼玉)
     第33回全陶展入選        (東京)
     第26回長三賞ビエンナーレ 入選

                      (愛知県常滑)
     第78回道展 入選(札幌市民ギャラリー)

2016年 岡山県浅口市に移転

​2017年 穴窯を築窯 初窯を出す

​​2018年 第61回日本伝統工芸中国支部展 初出品初入選

​2023年 シェアアトリエ海の校舎にてサテライト工房を開設

札幌 富良野 東京 松山 大阪にて個展

​全国のイベントへ参加

ふらのクリエーターズマーケット実行委員会委員長を2005年から2016年まで就任

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items

ビアマグ

備前焼では定番となっているビアマグ
泡立ちは間違いありません

缶ビールからビアマグへ注ぐと
必ずクリーミーな泡立ちが期待できます

ビアマグを触ってみて下さい
少しザラザラしています
それは粘土の中から 
砂や小石が出てきているからです
その突起が泡立つきっかけとなっているのです
釉薬をかけない備前の土ならではの効果です

シャンパングラスはグラスの内側に小さな傷があるので 
それをきっかけに泡が一筋たちますが
その傷が全体にあるのと同じ効果ですね

我が家では 使い終わると 
器を洗って そのまま冷凍庫へ 
キンキンに冷やす事ができるのは 
焼き締まった備前だからできることなんです
(普通の釉薬ものでは 割れてしまいますのでご注意を)

恒枝のビアマグは3種類のタイプがあります

左  ビアマグ(小)230ml

中央 ビアマグ(大)350ml

右  細めのビアマグ 300ml

お好みに合わせてどうぞ

Creema​サイトにリンクしてあります 併せてご覧ください

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フタモノ

釉薬をかけない備前焼には若干の通気性があり
発酵食品を保存しておくのにも適しています

味噌500gがちょうど入るサイズから作ってみました

そのまま冷蔵庫などで保管も出来ます

また通気性があることから 
岩塩や砂糖など湿気や乾燥で固まりやすいものも
固まりづらくなるようです

他にも梅干しや漬物、お菓子などが入っている
場合もあるようです

​今では要望に合わせてサイズも増え 

様々なものが入っているようです

恒枝のフタモノは5種類のタイプがあります

フタモノ(大)640ml

フタモノ(中)550ml

フタモノ(低)280ml

フタモノ(小)200ml

フタモノ(ふたフラット)500ml

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ビン

備前焼江戸時代以前 

水や穀物の入る甕(カメ)の産地でもありました
釉薬をかけないこの素材は水は通さず 

空気を少し通す性質があり「備前の水瓶水が腐らぬ」

と言われていました
現代では甕に水を溜める習慣は
なくなりましたが
この素材の特徴を
生かし飲み水を入れてもらいたくて
冷蔵庫の
ドアポケットに納まるサイズで作ってみました

石のような器は冷たくすると 

しばらく冷たさを持続してくれます


水だけでなく 酒や焼酎を入れて
楽しまれている方
多いようです

サイズも3種類あります ​

左 ビン(中)

右 ビン(小)

Creema​サイトにリンクしてあります 併せてご覧ください

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珈琲ドリッパー ピッチャー

珈琲を入れる

お客様からのリクエストで出来た作品です
我が家でもそれまで
ガラスの容器で
プラスチックのドリッパーを使っていました

ガラスでないと中が見えなくて
使いづらいんじゃないか
そんな先入観から作っていなかったのですが

使ってみると 案外いいものです

秤に乗せて水の量を見ながら使うと簡単でした

その後のリクエストから今では 

ドリッパーの穴の数が3つのモノ 1つのモノ 

円錐の紙フィルター用の大きな穴のモノと

種類が増えています

​3~4人用ドリッパー(3つ穴)

3~4人用ドリッパー(1つ穴)

​1~2人用ドリッパー(3つ穴)

​1~2人用ドリッパー(1つ穴)

ピッチャー(大)

ピッチャー(小)

Creema​サイトにリンクしてあります 併せてご覧ください

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動物たち

手の平に乗るくらいの小さな動物たちです

最初 犬を飼っていたので

犬だけを作っていましたが

リクエストに応じるように

干支シリーズや動物園シリーズ

家畜シリーズなど種類が増えてしまいました

犬だけは少し大きくして 

「我が家の犬」をオーダーメイドできるようにしています

いろんな角度からの写真をお預かりして

まず数体作らせていただいて

焼きあがった中から気に入ったモノがあれば

ご購入いただきます

​ご希望の方はお問い合わせからメッセージください

ウサギ

ネコ

​ブタ

Creema​サイトにリンクしてあります 併せてご覧ください

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リム皿

リムとは 

皿のふちにある平らな部分です

本来洋食器の形であるリム皿を
和食器の素材である備前で
焼き締めてみました

案外いいものですパスタやサラダにどうぞ


あまり伝統や慣例を気にしなくなりました

もちろん粘土には制約や特性もありますが
まずやってみる 

そこから生まれる何かもあるようです

サイズも数種類あります 

リム皿(小)

Creema​サイトにリンクしてあります 併せてご覧ください

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花入れ

釉薬を使わない備前焼は若干の通気性から水との相性が良く、花入れに生けた花が長持ちすると言われています。

 

花入れに角や引っかかりを作り剣山を使うことなく楽に投げ入れることができ、花がない時は正面を、生ける時は少し斜めにして投げ入れるとまとまりやすくした形にしたり

シンプルな長方形や円錐、円にしてみたり

置かれる場所 花の大きさなど様々な大きさ形を作っています

台形の花入れ(大)

台形の花入れ(小)

正方形の花入れ

​長方形の花入れ(大)

ザクロのような花入れ(小)

ザクロのような花入れ(大)

​円錐の花入れ

小さい草入れ

Creema​サイトにリンクしてあります 併せてご覧ください

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グラタン皿

リクエストにお答えするように作陶していますが 

これもそのひとつ
普段使っている備前の土とは違い土鍋用の土で

作ってみました

オーブンやガスレンジ、電子レンジにも使うことが出来ます

薪の窯で焼かれているので釉薬も一枚づつ少し変化しています


使う前には土鍋と同じように

お粥や小麦粉を炊いて水漏れを防止してからお使い下さい 

ご購入の際には注意事項を記載したメモを同封します

グラタン皿(大)

グラタン皿(小)

​グラタン皿(ミニ)

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Creema​サイトにリンクしてあります 併せてご覧ください

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マグカップたち

ビアマグの他にも定番的なマグカップや湯呑などの

カップたちも数多く作っています

生活習慣の違いから形や容量など

様々なリクエストを頂きます

なるべくお応えできるように

​精進したいと思います

標準的なマグカップ 230ml

小さいマグカップ 160ml

大きめなマグカップ 330ml

反ったカーブのマグカップ 350ml

丸いカーブのマグカップ 350ml

これはもうビアジョッキ 500ml

細めの湯呑

​蕎麦猪口

スープカップ

​​丸いカーブのスープカップ

コーヒーC&S

お好みに合わせてどうぞ

Creema​サイトにリンクしてあります 併せてご覧ください

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皿たち 鉢たち

その種類は多く

深みがあるモノ フラットなモノ

角があるモノ 丸いもの 

口のあるモノ 手のあるモノ

 

使ううちに 洗うことを重ねるごとに

少しづつ表面が研磨され

丸くなり だんだん艶っぽくなって

色のコントラストがはっきりしていく

楽しみのある備前焼の皿 鉢です

 

水が染み込むことも 油が染みることもありません

普通に食器洗剤で洗ってお使いください 

二方鉢(豆サイズ)

二方鉢(小)

小皿

薄鉢(小)

薄鉢(大)

二方皿(小)

​二方皿(中)

四方皿(小)

丸皿

ご飯茶碗(大)

親子丼サイズのどんぶり鉢

細い板皿

板皿

平らな丸い皿

​とんすい(低)=手のある鉢

​とんすい

お好みに合わせてどうぞ

Creema​サイトにリンクしてあります 併せてご覧ください

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酒器

ザラっとゴツゴツした表面は「窯変=ヨウヘン」と呼ばれます

これは薪で焚く焚口の真下に置かれているモノを示します

横の丸い色の違いはドーナツのような形の枕の上に置かれ

灰が付いていない為に色の違いが生じた景色です

薪の灰の中に埋もれて低温になり

薪も飛んでくる場所で破損しやすい場所ではあるが

色の変化が激しい為、酒器や花入れなどの

ある程度厚みや形が丈夫なモノが置かれます

2つとして同じ色が期待できない場所でもあります

その時の一期一会な景色をお楽しみください

​また片口はお酒を想定してはいるのですが

​注ぐことのない小鉢としてもお使いいただいているようです

​窯変ぐい吞み

片口(小)180ml

片口(大)250ml

平杯

窯変1合徳利

Creema​サイトにリンクしてあります 併せてご覧ください

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備前焼について

かたく焼き締まった器です

​備前焼の粘土は岡山県備前市から瀬戸内市の一部で採れる粘土です。

この粘土の特徴は「焼くとよく縮む」ことです。通常の陶器の粘土は14%縮むと言われていますが、備前の粘土は18%縮みます。

​そのため焼くだけで水もれがなく、釉薬を施す必要がない「かたく焼き締まった器」という事になります。

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電子レンジはNGです

かたく焼き締まった器なので電子レンジNGです。

電子レンジは食材にある水分が高温になります。

器の食材がある部分だけ高温になります。高温になると少し膨張します。

かたく焼き締まった備前焼はその少しの膨張も形が歪み、端が割れることでしか膨張できません。

結果的に割れてしまいます。

電子レンジが使える器は、器の中に多くの穴が開いており(ガラス質の釉でコーティングされています)

形が歪みにくい構造になっているのでしょう。

​加えて備前焼はオーブンや直火、ガスレンジもNGです

二方皿
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煙の濃淡で色が付いています

釉薬を施さない備前焼の色は、窯を詰める時と窯を焚く時の煙の量できまります。

煙(=灰)が付着すると色が濃く(暗い色)になります。

煙が当たらない場所は高温なら肌色、低温ならオレンジ色をしています

煙が当たる場所は茶色。煙が多くなるとこげ茶色から紫蘇色へ変化します

更に煙が多くなると灰が多くなり溶けて黄色、溶け始めは灰色になります

   (黄色く溶けた灰をゴマ(胡麻) 溶け始めた灰色のガサついた状態をカセゴマ(カセ胡麻)と呼びます)

窯を焚く時の酸素と薪のバランスから煙の量を意識し、仕上がりをイメージします

窯を詰める際に平たい形のモノ(皿や鉢)には違う粘土で作った煎餅状の板を置き

その板の下に藁を引いて窯に詰めます。すると藁が燃えて少しの煙が生じ、その煙を吸って朱色の線が付きます

丸い跡をボタ(牡丹餅)と呼びます

また縦長のモノ(カップや花入れなど)は窯の正面から煙突に向かって吹き付けられる煙(=灰)が付着します

​その煙の量が多ければ色は濃くなります。器の前(焚き口側)に別の器が置いてあると、

手前の器に灰が付着し後ろの器には、手前の器の影になる部分が明るい色になります

高さの違う器が隣接することで複雑な模様が出来ることになります

ただ 窯の詰め具合、薪の焚き方、煙の抜け方、煙の当たる時間、最高温度など様々な条件によって

その色は変化する為 コントロールは難しいと言えます

​毎回違う色合いになる器をお楽しみください

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水漏れはありません

かたく焼き締まった器なので水漏れすることはありません。

窯出し時にすべて水漏れチェックを行っておりますが、万が一お買い上げいただいた器が水漏れするようでしたらご連絡ください。

水漏れしないという事は、水を吸い込みません。また同じ理由で油シミもありません。

​お買い上げいただきましたら、ホコリが付いているかもしれないので、

普通に食器と同じように洗ってからお使いください。

米のとぎ汁で浸すなどの前処理が必要な器は、釉薬がかかり焼かれたモノで、その釉薬に細かいヒビがある器のことです。

備前焼ではありません

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​グラタン皿の使い始めについて

グラタン皿は土鍋土で作っております

グラタン皿は土鍋を作る粘土で作っています。

こちらにはペタライトと呼ばれる鉱物が入っているため、熱を加えてもあまり歪まない性質を持っています。

オーブンレンジはもちろんガスレンジや電子レンジ、トースターでも使用できます。

​こちらの器には釉薬が施されていますが、一般的な土鍋と同じように小さな穴が開いてあるケースが多く、

最初に使い始める時にお粥を炊いて、それが冷めるまで、できれば一晩放置しておくと、

小さな穴がふさがり、次回から普通に使うことができます。(コメのとぎ汁や小麦粉でも同じ効果です)

もしこの作業をせずに使い始めたとしても 自然と穴は塞がっていきますが

​最初に白い食材で行うことで目立たないということです

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© 2016 by Naoto Tsuneki

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